
日帰りで受けられる前立腺肥大症の低侵襲治療
WAVE(経尿道的前立腺水蒸気治療)
当院では、日帰りでは大田区初となる前立腺肥大症に対する日帰りの低侵襲治療(MIST)である「WAVE療法」を行っております。WAVE療法は、水蒸気の熱エネルギーを用いて前立腺組織を縮小させる治療で、身体への負担が少なく、入院を必要としないことが特徴です。
103℃の水蒸気を前立腺に注入し、組織を約70℃まで加熱することで、前立腺組織を壊死させます。壊死した組織は1~3ヶ月かけて自然に吸収され、排尿症状の改善が期待できます。

WAVE療法の特徴
- 低侵襲性:
従来の手術(TURPやHoLEPなど)に比べて、手術時間が15分程度と短く、出血のリスクが少ないため、患者の負担が軽減されます。 - 短時間の手術時間:
手術は約15分程度で終了し、日帰り手術が可能です。前立腺の大きさにもよりますが、一般的には1週間程度でカテーテル抜去となります。 - 性機能の温存:
WAVE療法は、尿道粘膜や性機能を温存することができることが大きなメリットとなります。 - 保険適用の治療:
日本国内でも保険診療として受けられるMIST治療です。
術後の経過
術後、1週間程度の尿道カテーテル留置が必要となります。術後は一時的に排尿困難になることがありますが、通常は1~3ヶ月で改善します。
合併症
主な合併症としては、尿道の痛みや違和感、尿路感染症、血尿などが報告されていますが、これらは比較的軽度であることが多いです。
適応となる病態
2026年4月に保険適応変更により、これまでhigh risk患者様に限定されていた適応が拡大され、前立腺体積150g以下の前立腺肥大症に対して手術が可能となりました。
これにより、より多くの患者様が日帰りで受けられる新しい治療の選択肢として、WAVE療法をご検討いただけるようになりました。
- 前立腺容積が30-150mlで薬物療法が効果を示さない方
- 手術はしたいけれども入院が難しい方や、自宅でゆっくりしたい方
- 尿道カテーテルを使用している患者さんや手術をためらっている患者さんにとって、新たな治療選択肢となります。
お薬をずっと飲むのは不安。入院するのはちょっと抵抗があるという方もいらっしゃると思います。
ご不明な点などしっかりと説明いたしますので、お気軽に受診なさってください。
ご不安なことがある場合
ご不明点や術後にご不安なことがありましたら、お電話もしくはヤクバトのチャット機能でご連絡ください。
スタッフが丁寧に対応いたします。





